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【売約済】バーンスタイン/チャイコフスキー:交響曲第4番、他 [10210445]
商品詳細
チャイコフスキー
①交響曲第4番へ短調 op.36
②幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』 op.32
指揮:レナード・バーンスタイン
ニューヨーク・フィルハーモニック
録音:1989年10月
ニューヨーク・フィルとの最後のチャイコフスキー録音となった交響曲第4番。バーンスタイン晩年の芸術的境地をよく物語っているディスクで、全神経を一音一音に注入するかのように、じっくりと時間をかけた入念な演奏となっています。『フランチェスカ・ダ・リミニ』では、胸の内に戦慄を覚えるような暗いロマンティシズムが感じられ、作品の魅力をあますところなく再現しています。
晩年のバーンスタインらしく恐ろしくテンポが遅く、恐ろしく情念に満ちたねっとり重厚な演奏です。好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、好きになったら嵌ります。本当に嵌ります。ムラヴィンスキーとは対極に当たるスケールの大きい凄演です。
交響曲第4番は、冒頭のファンファーレから大胆にリタルダンドしているが、ニューヨーク・フィルの金管セクションの強力さを実感させる。主部に入っても弾むようなリズムはそれほど強調せず、じっくりとしたテンポで、一つ一つのメロディをていねいに再現してゆく。木管楽器で始まる第2主題もしっとりとした感じで美しい。チェロの響きもしなやか。終結部では、やや唐突にテンポアップするが、繰り返し聴いているうちに慣れてくる。第2楽章は、このディスクで最も心のこもった音楽だと思う。冒頭のオーボエの音色からして深い哀感をたたえている。そして、民謡風のメロディをやさしく愛撫するようにシェイプしてゆく。トリオの部分も雄大で、春を待ち焦がれる北国の民の祈りの声がこだまするようだ。主部に戻ってからは、さらにテンポを落とし、幻想性さえ感じさせる表現となる。幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」(何てすてきなカップリング)も、たっぷりと時間をかけた名演奏。特に中間部の、深い悲しみと限りない憧れをたたえた表現はすばらしい。
国内盤【廃盤】帯無し、盤面傷なし
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カテゴリー | CD・DVD・ブルーレイ > CD > クラシック |
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商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |
【売約済】バーンスタイン/チャイコフスキー:交響曲第4番、他
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