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AD1992 HOMME PLUS ウール縮絨チェック・ジャケット [92457836]
商品詳細
コムデギャルソンと云えば、
やはりAD94-95AW 伝説の縮絨期。
南仏のサーカス集団やバンドがモデルを務めた「オフビートユーモア」
「服が先かモデルが先か?」と考えさせられるヒューモラスなモデルたちと一風変わったショーわ、
「黒の衝撃」ボロルック以降の衣装=意匠を決定的にしました。
明らかに伸びすぎた腕や短すぎる丈、
着込まれた様な風合いなど…
「服と身体感覚」との関係性だけに留まらず、
「時間」や「服の個(体)性」などにも着目し、
80s-90sと云ふ時代背景を鑑みても
完全に飛び抜けておりマス↑
JONIO氏が愛用し、カニエ・ウェストも着用するなど、未だに高値で取引されているギャルソンの歴史的なシーズンですが、
実話、この「縮絨期」以前にも、
そのプロトタイプとでも言える縮絨作品が存在するんですね。
はい、だいぶ前置きが長くなりましたが、
こちらわ、そんな1枚。
わたくちのチョ=お気に入りデス。
サイズ:S
肩47cm 袖丈58cm 身幅54cm 着丈 前88cm後ろ80cm
60年代の知的階級が好んで着そうな、
クラシックな寂びた色味のグレンチェックのウールナイロンジャケットを、
完全に壊しにかかってマス↑
この時点で、
マルコムとヴィヴィアン級のPUNKさデスが
寸足らずを思わせる裾の生地の付け足しと切り返しわスカートの様で、
小さい物を拡大したかの様な太い毛糸を使った見た目に反して華奢な生地感が、
全体をどこか不安定に見せる。
その脆さと危うさに、ある種の緊張を覚えさせます。
キュプラの背抜きと対照的な、
マウントさせる肩パッドが、実にアンバランスで、既に94年を捉えている。
所々、ほつれた毛糸とアメボタンの色味
ノスタルジックで退廃的な美しさ、
威厳とセクシーさを際立たせる狭いVゾーン、
ハーフコート的な丈感も素晴らしく、
「縮絨期」前夜に作られた傑作デス。
加工と経年が作り出したと云ふ意味でわ、
マサに唯一無二。
archivio j.m.ribotやjohn alexander skeltonの様な、階級闘争としてのある種のドレスダウン、文脈への挑戦、
若しくわ下野し、
空を見て野望を抱くと云ふか。
その野望と世の中への叛骨わ、道化師たちを引き連れて、この2年後に見事に結実するのです。
カテゴリー | ファッション > メンズ > ジャケット・アウター |
---|---|
商品のサイズ | S |
ブランド | コムデギャルソンオムプリュス |
商品の状態 | 傷や汚れあり |
AD1992 HOMME PLUS ウール縮絨チェック・ジャケット
【在庫数について】
商品ページに表示されている在庫数は通販サイト上の在庫数となります。各店舗の在庫数とは異なりますのでご注意ください。