〈万民〉火用心慎記[万民千代の礎大全・万民千代乃礎]火災 防災心得 稀書 [80819098]

〈万民〉火用心慎記[万民千代の礎大全・万民千代乃礎]火災 防災心得 稀書 [80819098]

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商品詳細

〈万民〉火用心慎記[万民千代の礎大全・万民千代乃礎]
【判型】半紙本3巻1冊。縦222粍。
【作者】川口好和作。
【年代等】江戸後期刊。[京都]本屋重右衛門(文英堂)板。
【備考】分類「災異」。天明9年刊『万民千代之礎』の改題本。応仁の乱以来の大火と言われた天明8年京都大火災の模様を詳しく述べた書。全3巻。上巻では日常の火事に対する備えについて説く。出火の前兆や出火時に役立つ知識などを実例に即して紹介する。中・下巻は天明大火災のルポルタージュで、出火場所や被災地域が拡大していく状況などを方角毎に詳しく述べている。とりわけ内裏や二条城が炎上し、仏光寺・東本願寺・西本願寺・誓願寺・本能寺・相国寺・妙覚寺などの大寺院も次々類焼したことや、光格天皇が下鴨へ転居し、皇族らも命からがら非難した様子、本尊を池溝に投げ捨てても我が命を惜しんだ血迷った僧侶達の姿なども描き出している。さらに、庶民が逃げ惑い、悲しむ様子や、かかる危機的状況にも人間らしい行動をとった人々の美談なども交えつつ、過去の火事との比較、内裏炎上の歴史、天明大火災の被害状況(1400余町、町家3万6800軒、寺院200余、神社40余など)を明記して締め括る(『江戸時代女性文庫』48巻解題参照)。
★原装・題簽付・状態概ね良好。記名なし・蔵書印あり。改題本「火用心慎記」は全国に所蔵なし。「万民千代之礎」は稀書(全国に所蔵約10カ所(国文学研究資料館DB))。

カテゴリー本・雑誌・漫画 > 本 > その他
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