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古銀 獅子のキンマ容器 カンボジア製 [34225413]
商品詳細
20世紀初頭カンボジアで作られた古色が時代を感じさせるキンマの箱。
神話上のライオンのような動物(シンハー)の形をしており、エンボス(浮き出し)加工された銀のシートで作られた豊かな形刻と細かい装飾が施され
いかつい顔面に丸みを帯びた可愛らしい胴体というアンバランスな風体で
どの角度から見ても愛らしくも威厳のある姿にキュンとくる。
キンマ(蒟醤)とは
1、南アジア、東南アジア、オセアニアなどで用いられる、「噛む嗜好品」のことを指し、また、その「嗜好品」を噛む行為のことを指す。
「噛みタバコ」とは別のもの。
2、キンマは、1、で利用される植物(胡椒科で、蔓性植物、特にその葉の意)。また1、で使用される道具作りの漆芸とその手工芸品。
キンマ(蒟醤)道具とは
3、1、で使用される「痰壺」や「石灰の粉入れ」などの道具。
キンマは、キンマの葉、檳榔ヤシの実、水で溶いた石灰少量が基本の主要3種だが、好みによっては、組み合わせは多様だ。
幸か不幸か、、、
日本へは、キンマ道具作りの工芸技術の「蒟醤塗り」の手法は伝えられてたが、「蒟醤を噛む」習慣は伝わらなかった。
キンマは、口中に赤い唾液が溜まり、頻繁に赤い唾液を吐き出さなければならない。
ところ構わず吐き出すさまは、いささか「ギョッ」とする。
風紀上の問題と絡めて、キンマの習慣は近年法で規制され始めた国もある。
出品の容器の出自はカンボジア。檳榔やしの実入れとして使われていだとの由。
動物の形が神話由来なら、カンボジアの国名も建国神話に由来する。
舟に乗って渡来したバラモン(カウンディニア)がその土地の竜王の娘(ナギ)と結婚。
カウンディニアがカンボジアとなったことについてはカンボジアが「カボチャ」になった経緯と似ている説に異議あり?それとも異議なし?
閉じた状態でのサイズ
(75〜80)×(48〜50)㎜
頭の頂点までの高さ 約63㎜
胴回り 約150㎜
銀含有率の刻印はありません。
カテゴリー | ホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > 工芸品 |
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商品の状態 | 傷や汚れあり |
古銀 獅子のキンマ容器 カンボジア製
【在庫数について】
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